2022/09/15 10:49
国内CBD市場規模は21年185億円超、22年には259億円を見込む
という試算を㈱矢野経済研究所(東京都中野区)が先月25日に発表しました。
国内でのCBD需要は今後もさらなる加速を見せ、市場には様々なメーカーから日々、
新しいCBD製品が発売されています。
では、現在どのような製品があり、CBD摂取の方法はどのようなものがあるのでしょうか。
大きく分けて、下記の4つです。
CBD VAPE : 吸入摂取
CBD オイル : 舌下摂取
CBD サプリメント , 食品 , 飲料 : 経口摂取
CBD クリーム , バーム , 化粧品 : 経皮摂取
では、それぞれ詳しく見てみましょう。
CBD VAPE : 吸入摂取
VAPEといった電子たばこを使い、CBDリキッド、もしくはCBDワックスを気化させて吸い込みます。CBDは肺胞の毛細血管に入り、全身へ運ばれます。吸収スピードがとても早いかわりに、効果が続くのは30分~1時間程度と短めであること、CBDの吸収率が高いことが特徴です。
CBD サプリメント , 食品 , 飲料 : 経口摂取
口からCBDを摂取する方法です。CBDは消化器官を通じて取り込まれ、肝臓で代謝を受けた後、血流で全身に運ばれます。
経口摂取で取り込むCBD製品は、CBDサプリメントやCBDグミ、食品や飲料などがあります。肝臓で代謝を受ける分、吸収率が低めですが誰でも手軽にCBDを摂取できるところが利点です。
CBD オイル : 舌下摂取
舌下摂取は、口内の舌の下部にあるくぼみにCBDを垂らして90秒~2分置いてから飲み込む方法です。
口から摂取するという点では経口摂取と似ていますが、舌下摂取は口内の毛細血管が多く存在する舌下から直接血管に入ります。消化器、肝臓を経由せず血管に入り込める分、より効果は早く、大きくなります。
CBD クリーム , バーム , 化粧品 など : 経皮摂取
経皮摂取はCBDクリームやCBDバームな、化粧品など、皮膚からCBDを取り込む方法です。
CBDを塗布した付近の細胞・組織に、鎮痛、炎症緩和効果が期待できます。
CBDに期待したい効果
- 精神性障害の改善
- 不安や鬱の改善
- 悪心・嘔吐の軽減
- 抗腫瘍作用
- 神経変性疾患の緩和
- けいれんの抑制
- 炎症性疾患の緩和
- 鎮痛作用
などが挙げられています。
得たい効果によって製品を使い分け、ご自身にあった摂取方法、
摂取量を見つけていくことでCBDの効果を最大限に感じることができると思います。
製品を選ぶ際のポイントは、第三者機関が実施したCOAの表示、
THCフリーであるかどうかは最低限の項目です。
安心、安全な製品で、CBDを賢く活用していきましょう。